最近住宅ローンの新規借入や、借換えの相談時に「今後金利は上がりますか？」と気にされている方が多くいるように思います。
日銀が近々マイナス金利政策を解除するのではとの観測が高まっています。お客様で気になるのは住宅ローンの変動金利への影響ではないかと思います。
多くの金融機関の住宅ローンの変動金利は「短期プライムレート」に連動して金利も変動します。短期プライムレートとは、銀行が最優良の企業に貸し出す際の1年以内の短期貸出の金利を「短期プライムレート」といい、日銀が決める政策金利（短期金利）を元にして決められています。よって、マイナス金利政策を解除すれば、政策金利が上がり結果として変動金利で借り入れている住宅ローン金利も上がるのが予測できます。
現在変動金利で借り入れている方は、色々な改善策があります。固定金利に切り替える。繰り上げ返済できるようライフプランに応じ、貯蓄をしたり返済方法を変える。特に固定金利に変える場合は早めに借換えをした方が良いと思います。変動金利が上がってから固定金利に仮換えようとしても固定金利の金利が今以上に上がっている可能性が高くなります。
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