先日江戸川区にお住まいの方の自宅購入のお手伝いをさせて頂きました。

理由あって不動産申込から契約、引渡しまでかなりタイトスケジュールでしたが、無事に引渡しすることが出来ました。
そんな中、お客様から住宅ローンのご相談も頂き、金利の低いネット銀行の住宅ローンで進めさせていただきました。
今回申し込んだネット銀行は本申込時に必ず記名押印された契約書が必要で、契約後からでしか本審査の申込みが出来ません。
また、審査回答も2週間かかるとのことで、契約書の融資利用の特約に基づく契約解除期限ぎりぎりになってしまいました。
念の為、他の銀行でも並行し審査を通しておりましたが、無事契約解除期限当日に、希望していたネット銀行より承認いただけ
無事進めることが出来ました。

ネット銀行は低金利で、団信も手厚くメリットも多くあります。
ネット銀行の注意点としまして、変動金利で借り入れる際は、何を基準に借入金利が変わるのかをご確認ください。
多くの銀行、信用金庫では「短期プライムレート」に連動しております。
「短期プライムレート」は日本銀行の政策金利を基に決められます。
その為、銀行が勝手に変動金利で借り入れている方の金利を上げることはしにくいと思います。

一方ネット銀行では、「短期プライムレート」に連動していない銀行が多くあります。
何を基準に借入金利が変わるのか確認したところ
「資金コストや営業コストおよび収益を加味して決定します」
と決めているネット銀行がありました。

その銀行の売上が下がってしまうと金利が上がってしまうような書き方で、気を付けなければならないと思います。
もちろんネット銀行でも「短期プライムレート」と連動している銀行もあります。
また、一概に「短期プライムレート」連動ではない銀行が悪いというわけではありません。
「短期プライムレート」が上がり多くの金融機関で変動金利が上がっても、
「短期プライムレート」連動ではない銀行で借り入れていれば上がらない可能性もあります。
金利変動リスクが異なることを理解する必要があると思います。

また、ネット銀行は審査に時間が多くかかる傾向にあります。
特に最近は人気も増えてきて人手不足も否めません。
その為、仲介業者によってはネット銀行を使うことを良く思わない業者もあります。

当社では、一番にお客様の希望を第一に動きます。
上記リスクや、審査がぎりぎりになる事(もしかしたら契約解除期限に間に合わない可能性)もご説明し
そのうえでネット銀行で進めたい要望があれば精一杯協力させて頂きます。

住宅ローンだけのご相談も受け付けております。その際は、1級ファイナンシャルプランニング技能士、
貸金業務取扱主任者、住宅ローン診断士、宅地建物取引士有資格者が対応いたします。
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