先日、以前からお付き合い頂いてるお客様の不動産売却決済を行ってきました。

2年程前にお客様から「老後の為に投資用マンションを4室購入した」とご連絡を頂きました。
気になる事もあったので、4室のキャッシュフローを確認してみると、頭金で1割ほど入れてるにもかかわらず、マイナスです。
お客様曰く、ローンの返済が終われば年金代わりになるとの認識でしたがローンの返済が終わるのは80歳代です。
更に持ち家の土地に抵当権を設定されており、自宅の建て替えを検討していたにも関わらず、ローンを組むことが出来ず建替えることも出来ません。
今のまま現状維持で持ち続けるマイナス分とリスクのご説明をし、売却する方向に話が決まりました。
約2年で区分所有マンション4室の売却と自宅の建て替えをする事が出来ました。ご自宅は以前から希望していた賃貸併用住宅で貸家9室自宅1室の大手ハウスメーカーの重厚なアパートになります。ローンの選定もお手伝いさせて頂き、ご主人様と息子様の親子ローンで35年金利は1.2%で借入れることが出来ました。家賃保証もついておりキャッシュフローもプラスになりました。

投資用不動産の全てが悪いとは思わないですが、リスクも多くあります。
本当に節税になるのか、利益は出るのか、リスクはどうなのか。
しっかり理解してからご検討いただければと思います。

自宅の購入、投資用物件の購入前のご相談も受けております。
セカンドオピニオンとして第三者目線でご説明いたします。
その際は1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP在籍の当社までご相談ください